スピードライト155A/177A


AE−1用としてAE−1と同時に発売されたスピードライト155Aと、光量強化版の177A。正面から見た感じはほとんど同じ。性能についてもガイドナンバー以外はほとんど同じである。すべてのAシリーズカメラで専用ストロボとして機能するが、カメラによって自動制御される部分が微妙に違うので注意が必要である。199Aと違ってバウンスはできない。

AE−1と155Aの組み合わせ以降、各メーカーとも専用ストロボ化の道を歩み始め、AF第2世代以降のミノルタは、アクセサリーシューの形状まで変え、汎用ストロボの使用を拒否してしまった。他のメーカーはそこまで徹底してはいないが、専用ストロボが多機能化した現在、一眼レフと専用ストロボは切っても切れない関係になっている。すべてはAE−1と155Aから始まったのである。