キヤノンF−1リペアマニュアル

品名:キヤノンF−1リペアマニュアル

メーカー:CANON INC. JAPAN

落札時期:2000年5月

落札価格:$35

前回のEFのマニュアルで気をよくした私は、別のセラーからF−1のリペアマニュアルを落札しました。リザーブが高く設定してあり、ちょっと考えたのですが、質の良さそうなマニュアルだったので、思い切って買うことにしました。日本ではなかなか手に入らないものですし、一月前にキヤノンF−1を手に入れていたことも、大きな落札理由でした。

出展者の指示通り、マネーオーダー(郵便為替)で入金したのですが、待てど暮らせど連絡がありません。入金から10日過ぎた時点で確認のメールを送ったのですが返事がありません。毎日メールを送って4日目に開いてから返事がありました。「マネーオーダーは届いていない」と言うメールでした。これにはあわてました。すぐに送った日にちを連絡して、もう一度良く確認するようメールを送ったのですが、このメールに対する返事が全然ありません。こっちも意地になって同じ内容のメールを1日1通ずつ送り続けました。

10日目にやっと返事がありましたが、「やはり届いていない、届いていない以上は商品を送ることはできない」と言う短いメールでした。ほとほと困ってしまいました。マネーオーダーには控えがありますし、宛先の住所名前を書くので建前上は誰でも換金できるわけではありません。マネーオーダーの控えの複写をスキャンして、添付ファイルとしておくって、「もし、本当に受け取っていないのなら、郵便局に行って調査をしてもらうがかまわないか?」と言うメールを送りました。

例によって同じメールを10日送り続けたある日、先方から長いメールが届きました。要は「良く確認したところ受け取っていた」と言う内容でした。彼の言い訳によると、帳簿の整理をしている奥さんの具合が悪くなって、手紙の整理が滞っていたため、手違いが発生したとのこと。終始「お詫びモード」でした。手違いはともかく、メールに対する反応の悪さもあって「ゆるさん!」と言う気持ちだったのですが、以前私が入札して落札できなかったEFのリペアマニュアルもただで送ってくれる(^_^)と言うので、涼としました。

はっきり言って、手続きや取り扱いはめちゃくちゃでしたが、マニュアルの質はきわめて良かったです。前回落札したEFのマニュアルより、今回のマニュアルの方が上でした。最終的にはただで上質のEFのマニュアルまで手に入れたので、一応納得なのですが、相手に「受け取っていない」と言いはられた場合、対処がないことに気づきました。まあ、郵便局で確認すれば誰が換金したかわかるのですが、それはすごく面倒くさい手続きです。今度からは、書留(Delivery Confirmation)で送った方がいいという結論に達しました。その後PAYPALを利用するようになり、送金の問題は解決するのですが、送金が難しいのは日本でもアメリカでも同じだと痛感しました。




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