キエフ−4

品名:キエフ−4
メーカー:
落札時期:2002年3月
落札価格:$65

すみません、キエフってどこの会社なのでしょう?キエフって会社があるのでしょうか。ひょっとして「倉科権助機械工場」←それはゾルキー

 キエフ−4はe−bayでは比較的定番と言ってもいいだろう。しかしこいつにいくらまで出すかというのは難しいところだと思う。実は私も以前に何回か入札したことがある。前々からチェックはしていたのだが、どうしても必要というようなものではないので、気合いを入れて落札するには至らなかった。しかし、そろそろ帰国が近くなり、おそらく日本で買うよりはアメリカで買った方が安いだろうと言うことで、ちょっとまじめに探してみることにした。だいたい$40〜50くらいで推移しているようだ。日本円にして7000円くらいか?ネットオークションのリスクを考えれば妥当な値段だと思うがいかがだろう?
 一応$40を目標にして2回ほど蹴られたあと(ケチ)、このカメラを発見した。黒。しかもmintと書いてある。黒いキエフの新品同様。これは怪しい。これ以上怪しいカメラと言えばはCambronTTLくらいのものであろう。そもそもキエフに黒があっただろうか?値段は即決で$65。キエフ−4としてはちょっと高い。しかしこの場合新品同様は魅力だ。ちゃんと動くと書いてある。ソ連製のカメラはちゃんと動かなくても文句を言っては行けないそうなので、ちゃんと動くと書いてあるこのカメラは貴重かもしれない。

 そして私は新品同様の黒キエフ見たさに負け、ほどなく即決でこのカメラを落札してしまった。届いたものをチェックしてみると...mintは真っ赤な嘘だった。これがmintなら私の持っているカメラの半分以上が新品同様になってしまう。黒も見るからに後塗だった。でも塗装自体は割ときれいだ。機能はほとんど問題なかったが、シンクロ接点が死んでいた。これは痛い。しかし、キエフに多くを望んではいけないらしいので、特に文句も言わずこのまま引き取ることにした。なんのかんのと言って、黒いキエフって結構インパクトがあっていい感じだ。

 そしてとってもきれいに写った。





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