マミヤZE用 M42アダプター

品名:マミヤZE用 M42アダプター(正式名称不明)
メーカー:不明
落札時期:2000年9月
落札価格:$35

  マミヤZE−Xを手に入れた私は、先般の標準系ズームレンズの失敗にも懲りずにまた、ZE系のアクセサリーに入手に走ってしまいました。しかも今回はものすごく怪しいアクセサリーです。マミヤZE用のM42スクリューマウント、いわゆるプラクチカマウント、さらに言うとペンタックスSマウントのアダプターなのです。M42用のアダプターは比較的メジャーなアクセサリーで、キャノンFD用も、中古カメラ屋さんで見たことがあります。しかしこれはZE用なのです。いったい今、現役でZEシリーズを使っている人がどれくらいいるでしょう。そしてその中でM42アダプターを必要とする人がどれくらいいるでしょう。これはまさにレアなアクセサリーと言っていいでしょう。ただし、ものがレアなのではなく、使う人がレアなだけなんですが。
  ZE−Xにこのアダプターをつけると絞り込みAEになります。つまり世界中にあるM42マウントのレンズが絞り込み測光とはいえAEで使えるのです。AE野郎が放っておくはずがありません。早速入札です。

  特に障害もなく落札しました。ところがこの売り主、ドイツに住んでいるドイツ人なのです。しかし私はドイツ語はできませんので、英語のメールでコミュニケーションです。売り主は「アメリカの小切手でOK」と言うことでしたので小切手を同封して送ります。ドイツ人なら大丈夫です。だって、60年前は同盟国でしたし、何たってライカを作っている国の人たちですから。ところが10日たっても20日たっても連絡がありません。私の小切手は銀行のホームページで換金されたかどうかわかるのですが、売り主は比較的早い時期に換金しています。メールを打っても何の反応もありません。1ヶ月経ったときさすがに頭に来て、大きな画像ファイルを貼り付けたメールを送りました。すぐに返事が来ました。「もう少し待ってくれ。」...待てるか!!しかし彼はそれからまた沈黙に入りました。今度はもっと大きなAVIファイルを送りつけました。しばらくしてから「送ったから着くまで待ってくれ」と言うメールでした。それから約1ヶ月後、マウントアダプターが届きました。しかし、私はもうマウントアダプターはどうでも良くなっていました。もう二度とこいつとは取り引きしません。

  と言いつつ、やはり使ってみました。結構おもしろいですね。はまりそうです。





戻る(検索エンジン等でご来場のかた用です。左にメニューがでている方はそちらをご利用ください)