表示スイッチ、バッテリーチェックボタン

ファインダー情報表示スイッチ
外側のスイッチがファインダー情報表示スイッチです。右に回すとデジタル表示がオンになり、左に回すとオフになります。オフにすると当然ですが露出計の値の確認ができなくなります。私はこのスイッチをオフ位置にしたことがありません。露出計の値が見えなければ困るからです。それにシャッターボタンを半押しにして露出計の表示が出なければメインスイッチがオフか、そうでなければカメラの故障を疑ってしまいます。話によると電池の消費が多いA−1の燃費を少しでも下げるために作られたスイッチなのだそうです。でも私はA−1の電池の消費量は我慢できる範囲だと思っているので、常にオンで使っています。

バッテリーチェックボタン
スイッチの中になるボタンがバッテリーチェックボタンです。このボタンを押すとバッテリーチェック回路が閉になり、LEDが点滅します。そのほか操作の解除スイッチも兼ねています。セルフタイマーが不本意ながら作動してしまったとき、長時間露出が不本意ながら作動してしまったとき、このボタンを押すと解除できます。特に長時間露出の方はレンズキャップをしたまま、空写しをすると発生します。A−1は長時間露出時も電流が流れ続けますので、電池の消耗を避ける意味でもこの操作は大切です。ちなみにメインスイッチを切っても同じ解除操作ができます。