露出補正の仕方

いくつか方法があります。

1.露出ロックボタンを使う
露出ロックボタンを押している間、内蔵露出計は値を保持しています。ですから、たとえば強い逆行などの場合手のひらの露出を測ってロックボタンを押し、そのまま被写体をフレーミングしてシャッターを押せば簡単に露出補正ができます。
上の小さいボタンが露出ロックボタン

2.露出補正ダイヤルを使う
露出補正ダイヤルを使えばまで±2EVの露出補正ができます。
小さいボタンを押しながら回します
3.マニュアル露出を使う
±2EV以上の補正が必要だったり、単体露出計を使用する場合はAEを解除しマニュアルで撮影します。この場合は補正とは言わないかもしれません。

4.ASA感度ダイヤルで調整する
±2EV以上の補正が必要で、TTL内蔵露出計を使って撮影したい場合はASA感度ダイヤルで必要量の補正をすることができます。幸いA−1のASA感度設定範囲は非常に広いため柔軟な露出補正が可能です。たとえばASA400のフィルムを使っていて+3EVの補正が必要な場合はASA50に合わせます。
ASA感度ダイヤルの周りにあるノッチを押して回します。撮影終了後の戻し忘れに注意!