キヤノン年号

この記号は多くの場合、パトローネ室の中に黒のインクでわかりにくいように書かれています。5桁であったり4桁であったり、途中に記号かアルファベットがあることもありますが、一定のルールにしたがって書かれており、読み取りが可能です。

この記号はおそらくキヤノン社内で使われたコード記号だと思われます。すべてのキヤノンのカメラに記されており、おおむねの製造年がわかるようになっています。ただ、キヤノンはこの記号については正式には何もアナウンスしていません。ですから、これが本当に製造年を表しているという証拠はありません。あくまで、口コミ情報をまとめたものと思ってください。

この記号はパーツが製造された年を示しているようです。パトローネ室にある記号は、この部分のパーツが作られた時期を表しています。ですから最終的にボディが組み立てられた時期や年というのは、本当はシリアル番号からしか知る方法はありません。しかしキヤノンは基本的に製造年とシリアル番号の相関関係を公表していませんから、ユーザーが製造時期を推測する方法としては、このキヤノン年号に頼るしかないと言ってもいいでしょう。

パーツレベルの製造時期ですから、パーツとして長期間ストックされていた場合は全く参考になりません。一般的に製造期間の後半になるとストックパーツを消費することがあり、シリアルと年号の相関関係は崩れます。ですから、この記号はあくまで参考として考えた方が良さそうです。


製造年を表す記号
すべての記号の中に製造年を表すアルファベットがあります。以下の表がアルファベットと製造年の対応です。

O P Q R S T U V W X Y Z A B C D E F G H
74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93

記号の例
1986年より前のカメラ
S1103Fと言う数字があったとします。これを例にとって説明します。

  1. 一番はじめのSが製造年を表します。対応表から1978年製であることがわかります。
  2. 次に続く数字は製造された月を表します。この例では11月です。1月から9月の場合は頭の0を省略することもあるようです。
  3. 次の数字はキヤノン社内での識別コードのようです。これに関する情報はありません。
  4. 最後のアルファベットは生産工場を示しています。Fが福島、Oが大分です。

1986年以降のカメラ
1986年にアルファベットが1周して再びAに戻ります。その際、生産工場を表すアルファベットが末尾から先頭に移りました。

OP0908の場合は
大分工場、2001年9月製造と言うことになります。


以上のような原則がありますが、工場を示す記号がなかったり不可思議な記号が入っていることがあり、一筋縄には行かないようです。






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