ダイヤル35


 ダイヤル35ですが、えぇ、私一台持っています。そんなに出番はないのですが。なんと言っても2台そろってしまいましたハーフサイズなので、一度フィルムを入れるとなかなか終わりませんし、プリントも結構大変です。日本の0円プリントなら安心なのですが、アメリカではハーフサイズがどのような扱いを受けるかわからないので躊躇してしまいます。今持っているダイヤル35も、カラープリントが不安でモノクロを入れて撮影したくらいですから。ただ、私はモノクロはトライXの36枚撮りを愛用していますので、一度フィルムを入れると72枚撮らなければならなくなります。これはちょっと大変な数字です。そのためにワインダーが着いているのかもしれません。
 さて、結局2台目のダイヤル35を買ってしまうのですが、理由はいつもの通りです。だって$15ですよ、$15。$15なら、ジャンクだってOKです。もし壊れていたって、今後のためにも一度ダイヤル35を分解してみるのはいいことです。しかもちゃんとケースにも入っています。店の親父に値段を確認して、購入第一号と相成りました。
 家に帰ってから確認したのですが、完動品でした。ダイヤル35は電池を入れてフィルムまで入れないと動きません。電池を入れただけではシャッターを押しても反応しません。案外フィルムを入れずに動かなかったのでジャンク扱いにしていたのかもしれません。何はともあれ、値段が値段ですから、文句なしの良い買い物だったと思います。



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