マンハッタン島の中を車で走ったのですが、こいつらの運転マナーは最悪です。まあ、アジア諸国のマナーと言うか交通ルールもかなりなものだそうですから、ニューヨークが世界一悪いとは言いませんが、恐らく日本のどこより悪いでしょう。まず、歩行者がひどいです。信号無視、横断歩道無視は当たり前、車の隙をついてどんどん道路を渡っていきます。いったん渡り始めると、車も歩行者をひくわけには行きませんから止まらざるを得ません。ですから車も隙を見せないように必死です。

車でひどいのはクラクションです。「まあ良くもそんなに鳴らせるねぇ」、と言うくらいひっきりなしにクラクションが鳴り響きます。たとえば、私が赤信号の先頭に止まっているとします。例によって歩行者用の信号が赤になっても歩行者は平気で渡り続けます。「しょうがないな」と思って渡り終わるのを待っていると、もう後ろからクラクションの嵐です。「歩行者がいるんだからしょうがないだろう!」と言っても無駄なこと。万事この調子です。青信号になって1秒以内に発進しなければもうクラクションです。追い越しでもクラクション、歩行者にもクラクション、自分が悪くてもクラクション。特にひどいのがイエローキャブです。こいつらの悪行三昧にはさすがに温厚な私も切れました。で、どうしたか?私も負けずにクラクションを鳴らしまくりました。今まで免許を取ってから17年間に鳴らしたクラクションの数をはるかに超えるほど、鳴らしまくりました。主にイエローキャブに向かって。もし、今度マンハッタン島で運転することがあったら、神風ハチマキをして、奴らににらみを利かせてやります。日本人をなめんなよ。

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