乱心？Ｆ−１用サーボＥＥファインダー
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キヤノンＦ−１とモータードライブＭＦがそろったところで、私の頭の中にサーボＥＥファインダーが浮かびました。マニュアル専用機のＦ−１をシャッター速度優先ＡＥ機に変えるスーパーなファインダーです。しかしそのスーパーさは、性能よりその見た目にあると言っても過言ではないでしょう。見るものに一種の感動すら与えるその迫力、一度見たら瞼に焼き付いて離れなくなるそのフォルム（私の目からは離れませんでした）。と言うわけで会場を探してみると２店舗で売っていました。しかし一つ目はアームやコードがないのでパスです。一応飾りではなく、使ってみたいという願望があります。もう一軒の方は先月のトレードショーでＡＴ−１を値切って買った店です。こちらの方はコードもアームも完璧です。親父さんに聞いてみました。色々プライスガイドを調べていたようですが結局わからなかったようで、「＄２００」。「うーーーん」「じゃあ＄１５０」「買った！！」と言うわけで、サーボＥＥファインダーまで買ってしまったのでした。
はっきり言ってアホです。今さらサーボＥＥファインダーにモードラを付けたＦ−１を本気で使うでしょうか？これだけの装備をして、これだけの重量で、達成できる機能はシャッター優先ＡＥと秒間３．５コマの巻き上げ速度だけです。いまなら５００ｇ以下の重量で達成可能でしょう。ただ、実際組みあがったＦ−１を見ていると、スペックでは表せない魅力を感じます。１９７０年代初頭に、シャッター速度優先ＡＥを必要とする人のために特別に作られた機種と言う感じがします。これは言葉では表せない魅力のような機がします。
とかなんとかいいながら、＄５０も値切って、結局安かったから買ったんですけど。