まずは全般の雰囲気をチェック

今回のショーはアメリカに来てすぐだったので、特にこれと言って目指すものはない。新宿や中野や大久保をぶらぶらするのと同じで、「何かいいものはないかな?」という無欲の自然体で臨んでいる。会場自体は狭いが、全般の雰囲気としてはデンバーカメラショートさほどかわりはない。机の上にカメラが無造作においてあるもの同じである。軽く1周してみたのだが、国産(日本製)の一眼レフは割と高めである。と言うよりは、この1年間で日本の相場が大暴落したためお買い得感が薄れているのである。3年前の日本に比べれば十分安いのだが、今の日本と比較するといまひとつ魅力に欠けるのは否めない。こうしてみるとわずか1年の間に日本の中古カメラ業界は大きく変わったのである。


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