ミランダ センソロマットRE
私が会場内をうろうろしているとあるカメラ屋の親父さんか声をかけてきました。「これどうだ?」と言って差し出したのがミランダセンソロマットREです。ケース入りでとても綺麗なボディです。ファインダーが汚いのですが、ミランダですからプリズムをはずして清掃すればOKでしょう。露出計が動かないのですが親父曰く「電池のせいだろう」。$30と言うことなのでとりあえずいただくことにしました。ところが家に戻ってからよく見ると、思ったより症状は重そうです。ファインダーはすぐ綺麗になりました。しかし露出計の方は簡単には行きません。確かに電池のせいは電池のせいなのですが、電池が入っていないのではなく、電池が液漏れを起こして接点が腐食しているのです。しかもかなり深そうです。とりあえずヤスリで磨いたのですが露出計はぴくりとも動きません。また、スローガバナーがかんでいないのか、1/30秒以下のスローシャッターがうまく作動しません。$30ですから、、まあジャンクでも文句は言えないのですがこれはちょっと失敗だったかもしれません。少なくともスローシャッターは会場でもチェックできました。これがわかっていればもう少し値切れたかもしれません。突然英語で声をかけられたのでちょっと焦ってしまいました。こいつはとりあえずジャンク箱の中に入っています。