プロローグ(なぜキヤノンAシリーズ?)
私はキャノンAシリーズが大好きです。初めて買った一眼レフがA−1だというせいもありますが、それを抜きにしてもAシリーズはそのデザイン、性能、写りすべてに満足できるカメラ(シリーズ)だと思っています。しかしながら、どうもAシリーズに対する世間の一般的な評価は芳しくないような気がします。昨今のカメラブームにしても、金属製フルメカニカルカメラがもてはやされており、樹脂製、フルエレクトロニクスのAシリーズは今一つ盛り上がりにかけています。しかしAシリーズはいいカメラです。私は自信を持ってお勧めします。この私の熱い思いを皆様にお伝えしたいと言うのがこのホームページの開設意図です。
どうしてAシリーズはいまひとつブレークしないのでしょう。誤解ないように申し上げますが、Aシリーズは現役時代は大人気の機種でした。Aシリーズ総計で1000万台売れたそうですから、それはもう世紀の大人気シリーズと言ってもいいでしょう。それなのに、中古になってからあまり人気がないような気がするのです。ためしに、YahooでキヤノンAE−1を検索してみましょう。確かにたくさんヒットするのですが、中古屋さんの在庫情報や「初めて買ったカメラがAE−1で、その後は...」と言うのが多く「Aシリーズ命!」と言うようなホームページはほとんどありません。アサヒペンタックスSシリーズやオリンパスペンシリーズには熱いホームページが存在するのにです。
中古屋さんにいけば、Aシリーズのカメラは必ずといっていいほど置いてあります。その数も半端ではありません。ネットオークションを見てもそれこそ売るほど出品されています(いや実際売ってるんですが)。流通はしているのです。人気はないわけではないのです。ではなぜ「萌え」ないんでしょう?
まず、Aシリーズを語るときに必ずといっていいほど言われるネガティブな点について検証してみましょう。私はA−1からのユーザーですが、A−1対XDの論争が激しかったときに多感な高校時代を過ごしました。Aシリーズの悪口なら誰にも負けません。
では一つ一つ検証してみましょう。
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